自分が塾講師をする理由

僕には才能が無い。

 

才能というと努力と対比される要素に思われるが、それどころの騒ぎではなく、根本的に努力さえ人並みにできない。

ADHDASDの発症原因が現時点で不明である以上、誰かのせいにすることもできないし、気づくのが遅かった以上、学生に戻れるわけではない。

そもそも僕が学生の頃はそういった理解が本当に少なかったように思う。

 

それでもありがたいこと(?)に親や姉のしつけのおかげで人並みの知力(漠然とした)や人前でもそれなりに誤魔化す技を習得した。

教育に関しても、ある意味やりたいと言えばやらせてもらった環境だったので、本当に幸せだったと思う。

 

それでもやはり30も間近になってくると様々なことに気づく。

想像力も頭の回転も論理的思考も人とのコミュニケーションも、学ぶことはある程度できても、一番にはなれないし、新しい何かを生み出すことができない。

 

だから塾講師をしているのだと思う。

 

こんなところにいる僕なんて簡単に超えられる、早く超えていけ。

って言いたい。

生徒たちには言い続けたい。

 

少なくとも殆どの生徒は僕なんかよりよっぽどできが良い。

キラキラしているように思う。

 

そんな彼ら彼女らを見ているのは本当に楽しいし、幸せだ。

何か自分にできることは無いか、と純粋に考えることができるし、行動できる。

 

失敗ばかりの人生だけれど、唯一人のため?になるようなことが先生なのだと思う。

 

欲なんて山のようにあるけれど、純粋にこれをしたい!って思えることは本当に少ないなって思うから、やっぱり続けていきたい。

なんとかしたい。

 

みんな大丈夫だ、頑張れ。